お店の評価を上げてリピート率を向上させるタダならぬ方法!

店舗にとって、リピート率はとても重要な要素です。

「売上=客数×単価×リピート数」ですから
売上にも直結する要素です。

リピート率は店舗の評判に左右されます。

また、ネットが普及した今の時代では
その評判は新規顧客の獲得にも
大きな影響を与えます。
(レビューが低いお店には利用しませんよね)

つまり、店舗の評判を上げることは、
新規顧客獲得にもリピートにも繋がるのです。

とはいっても、評判をどのように上げるか?
具体的な解決策を持っている人は少ないのではないでしょうか。

今回は、店舗の評判を良くして
リピート率をを向上させる方法の1つを紹介します。

まず結論からいうと、
「当たり前の基準を上げる」ことが重要です。

「生ハム5円で食べ放題」は逆効果

実際の生ハム(これが食べ放題5円)

東京の中目黒近くのバーで、木曜限定で1日中
「生ハム食べ放題、お一人様5円!」という
サービスを展開していました。(実際の話です)

価格は間違っていませんよ(笑)
何度も聞き直してしまいそうな金額ですよね。

一見、素晴らしいサービスのように思えますが
リピーターを増やしたいなら
費用対効果ではかなり悪い結果になるでしょう。

このサービスで顧客はリピートするでしょうか?
残念ながら、その可能性は高いとは言えません。

たくさん生ハムを食べたいお客さんって
どのくらいいるのでしょうか?
やってみると分かりますが、
すぐに味に飽きてしまいます。

さらに、このサービスの根本的な欠陥は
「注文ごとに赤字が出る」ということです。

もし、この生ハム以外の注文量が多くない場合は
店舗側の負担がかなり大きくなります。

例えば、来店したお客さんが2軒目(2次会)だったなら
そんなにドリンクの注文は多くはありません。
一方で生ハムは気軽に頼むことができます。

一人あたり「ワイン2杯(1杯800円とする)生ハム2皿(5円)」
という注文で退店したとします。

合計1610円にしかなりません。

食材の原価だけでなく、
地代家賃や水道光熱費、人件費などを考慮すれば
赤字になる可能性がかなり高くなります。

確かに生ハム食べ放題5円はインパクトがありますが
リピートに必要なのはインパクトではありません。

おそらく”生ハム食べ放題”を実施したこの店舗は
「インパクト」を顧客に与えて終わってしまった可能性が高いです。

このイベントは曜日が木曜日と固定されていますから
来店客が生ハム好きだったとしても
来店日が固定されては、行く機会が十分とは言えません。

リピートを生み出す商品やサービスの本質とは、
「当たり前の基準が高い」ことにあります。

・飲食店の水

bodumのグラスなら結露が発生しにくい

例えば、来店時に提供される水を入れる「コップ」ですが
ファミレスなどでは「プラスチックのコップ」が一般的です。

ですが、これが出た瞬間に「安っぽさ」が露呈します。
このような店舗は相当数あります。
ときにはプラスチックが細かい傷だらけで
使い古した感のあるものすらあります。

さらに、コップに冷水を入れると、結露が起こって
机が水で濡れて、紙ナプキンで吹いて
濡れた紙ナプキンが退店まで机の上に置かれるという
不快な思いを長い間させられます。

一方、上の写真のbodumのような結露防止グラスで
お水を提供されたらどうでしょうか?

第一印象として「何か良いお店来たな」と思うはずです。
それに、退店まで濡れた紙ナプキンに悩まされることもありません。

もし、そこに入っている水が丁寧に濾過された
蒸留水やミント水やレモン水だったなら、
より多くの感動を得るはずです。

こういうことがいくつも重なることで
顧客の中での快適さや満足度がどんどん上がり、
「また来たい」と思ってもらえるのです。

水を出すというのは「当たり前」のことです。
当たり前だからこそ、見逃してしまいがちな部分です。

その当たり前のことを「高い基準」で提供できるか
リピート率に大きな影響を与えているのです。

・美容室

ある美容室では、来店客に30種類以上もの
ドリンクメニューを提供しています。

そのメニューの多くは、スタッフが試行錯誤を
繰り返して作り上げた「オリジナルドリンク」で
どの種類も来店客から好評です。

一方で、ウォーターサーバーだけ設定して
あとは「勝手にどうぞ」というのは
当たり前の基準が低い状態です。

30種類以上のオリジナルドリンクが当たり前の美容室と
自分で勝手にどうぞという美容室のどちらの方が雰囲気が良いか
そしてまた来たいと思うのか、想像に難くないと思います。

ちなみに、その美容室はシャンプーも
20種類から選べて、髪質や肌質、悩みや好みに
合わせて変えてくれます。

それでいて、料金も高いわけではなく
相場通りの価格です。

その結果、ホットペッパービューティーの
レビューの高く、自然と新規客が集まり、
リピーターになっていきます。

当たり前の基準が高いことが
健全な店舗運営につながっているのです。

・旅館

3種類のみかんジュースが湯水の如く自由に飲める

愛媛県の道後温泉にある実際の旅館の話ですが
そこは蛇口をひねればみかんジュースが出てきます。
(いくら飲んでも無料です)

また、10種類近い高品質の今治タオルが使い放題で
使い比べもできます。

朝食は朝摘み野菜をふんだんに使った
100品目近い多品目ビュッフェを
早朝から食べることができます。

さらに、フロント近くに設置した棚に
地元の特産食品などを置いて
無料提供をしています。

しかも朝昼晩など時間帯によって
提供する種類が違っています。

このように無料で提供される”当たり前の基準”が高いため
楽天トラベルのレビューもエリアでトップレベル

毎年のように楽天トラベルから受賞を受けています。

リピーターが多いことは言うまでもありせん。

上述した「生ハム企画のお店」で同じようなことを実施するなら
「ウェルカムフードとして毎日生ハムを提供」する方が
「当たり前の基準」が上がり、リピーターが増えるはずです。
(できれば生ハム以外も選べた方が良いけど)

・インターネットビジネス(物販)

インターネット通販も全く同じです。

例えば「礼状」を入れているか。
入れていても、普通の白いコピー用紙に印刷しているなら
まだ当たり前の基準が低いです。上質で厚手の紙を使いましょう。

発送用に用いている封筒もよくあるクラフト封筒を使っていませんか?
「安いから」という理由も分かりますが
リピーターを獲得するなら、
ワンランク上のものを使いましょう。

リピート率を上げたければ、当たり前の基準を上げる

「当たり前とは何か」が分からない場合は
シンプルに「無料のもの」と考えて下さい。

飲食なら水やメニュー表、食器、内装など
商品以外のものですね。

無料(タダ)のものが
「”無料(タダ)モノ”ではないレベル」
になったとき、リピーターが自然と増えてきます。

1つ1つ積み重ねることで着実に
お客様の信頼を得ていきましょう。

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