メルカリのアカウント停止から見るプラットフォーム攻略法

先月くらいからメルカリのアカウント停止が頻発しているようです。
楽スルのクライアントさんや各所から

  • アカウントが止まって困っている
  • 収入が激減してしまう
  • 別のアカウントの作り方を教えてほしい

といった声が届いています。

メルカリのアカウントが1つ止まっただけで
ビジネスが頓挫するわけではありません。

まずは、再発防止策をしっかりと考えないと
アカウントが戻っても意味がありません。

ということで、今回のブログでは、
メルカリの複数アカウント化や
アカウント復活という目先の話ではなく

メルカリ以外のプラットフォームも含めて
今後何年も継続してビジネスを行っていく上で
大切な話をしていこうと思います。

アカウント停止の理由

フリマはCtoC

まず、今回のメルカリのアカウント停止問題の「原因」についてです。
これは「自動出品ツール」による大量出品が原因と考えられています。

実はこれについては、いつかこのような自体になることは
事前に予測が出来ていました。

なぜでしょうか?

その答えを出すためには
「メルカリが求めるもの」を考える必要があります。

逆に言えば、それさえ考えていれば
自然と答えが出てきて、危険を回避することができます。

メルカリは「フリマアプリ」です。
言わずもがな「フリーマケット」のアプリです。

フリマとは、CtoC(個人 対 個人)の取引です。
一般的なフリマでも、業者の出入りはほとんどありません。

家の不用品や、個人のお店で売っているような商品が
フリーマケットで売られています。

これを読んでいるあなたも
おそらくフリマに1度は行かれたことがあると思います。

そこで、少し考えてみてほしいのですが
フリマで「セブン&i」や「イオン」などの大手小売店
あるいは「高島屋」や「西武」などの百貨店が参加していたら
かなり違和感がないでしょうか。

この場合、BtoC(企業対個人)の取引になるため
場の雰囲気にあっておらず、
異物が混入している感じが生まれるのです。

「自動出品ツール」と「イオン」は同じ

大量搬入の大量出品はフリマではない

自動出品ツールを使っているのは、ほとんどの場合で個人です。

だったらCtoCじゃないかと思うかもしれません。

ですが、実態がどうであるというのは関係がありません。
やっていることがBtoCと同じかどうかが問題です。

メルカリにおける自動出品ツールは
数分おきに商品を出品するツールです。

1日に何百という商品を出品できます。

通常はアプリで手入力(PCからも出品は可能)して出品しますので
個人が1日に何百という出品は不可能です。

つまり、1日に何百も出品するというこういは
ネット版フリマの実態に合っておらず
大手企業レベルの行為になるのです。

例えば、青空の下で開催される一般的なフリマでは
1参加者が出品する数は数十から100、200品目程度でしょう。

そこに、「イオン」のトラック10台くらいが
ダンプカーの如く突入してきて、
数千とか数万という商品を大量に出品していくようなものです。

そんなことやるなら、最初からイオンに行くよとなります。
イオンが来ることで、フリマの価値が総崩れになるのです。

これと同じで、自動出品ツールはフリマの価値を
だだ下がりさせてしまうのです。

だから、ツールが誕生したその瞬間から
いつかは「排除」されることが決まっていたようなものなのです。

独自ネットショップ最強説

独自ネットショップは路地裏出店からスタート

メルカリだけでなく、フリルやヤフオク、

BUYMA、楽天、ヤフーショッピングなど
数多くのプラットフォームが存在します。

これらには「規約」が存在します。
そして、この決め事は”コロコロ”変化します。

学校の校則のように入学から卒業まで
一度も変わらないようなものではありません。

児童手当(子ども手当)や年金のように
時代によって”コロコロ”変化してしまいます。

だから、ビジネスをスタートさせたときに大丈夫だったから
いつまでも大丈夫だとは限りません。

結局「自分自身がルール」であり立法府である
独自のネットショップを作って集客して販売すること以外に
絶対的な安定は存在しないことになります。

だから、何を販売するにしても
(最終的には)プラットフォームを主戦場としないことが
真の安定につながります。

プラットフォームを利用する場合の必須事項

とはいうものの、プラットフォームを利用すると
集客が「超速」で可能になります。

独自ショップを展開することは、少なくとも最初の段階では
田舎の商店街の2本裏の道に店を出すようなものです。

プラットフォームを利用するということは
都内の有名デパートの中に出店するようなものです。

出だしが根本的に違ってきます。

理想な形としては、デパートで出店しながら
そこでファンになってもらって
田舎のお店にも来てもらうことです。

田舎のお店でも、来店客が増えれば増えるほど
お店の位置がメインストリートに近づいていきます。
(つまり検索SEOで上位に来ます)

これが理想形でしょう。

なので、プラットフォームは最大限活用した方が良いです。

ただし、その際には
「プラットフォームが求めることを考えること」
がとても重要になります。

メルカリはフリマですから
無在庫販売は許可されていません。
(無在庫の出店者なんて実際のフリマではありえません)

だから、無在庫は当然やっていはいけません。

逆に、BUYMAなら「世界から取り寄せる」ことは
コンセプトの一部ですから、無在庫が許可されています。

それぞれのプラットフォームが何をしたいのか
ちゃんと考えて活動すれば、
アカウント停止の問題など気にせず活動できます。

まとめ

かといって、メルカリにおける
自動出品ツールの存在を否定してはいけません。

犯罪を犯しているわけでもないですし
少なくとも「規約違反となる前」には禁止されてはいません。

つまり、堂々と使える状況です。
そして、使ったほうが「圧倒的に有利」になるのは
間違いありません。

だから、使える時点ではちゃんと使う。

でも、いつか禁止になることが予測できているので
そのときの対策をちゃんと考えておく。

例えば、いち早く情報をキャッチできるようにしておいて
万が一のときには、すぐに出品を人海戦術に切り替えるなどです。

ここは上手くやった方がいいでしょう。

現時点ではメルカリが賑わっていますが
今後、同じように盛り上がるプラットフォームが出てきたり
既存のプラットフォームを利用スル際には
ぜひ意識してみましょう。

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