楽スルの大久保です。
儲けには直接関係はないかもしれませんが、
QOLを向上には、とても重要な話をします。
最近は、割とお金をテーマとして記事を書いていますが、
今回は特に本質的な話をしたいと思います。
今回のテーマは
「お金」とか「幸せ」は何から生まれるか?
というビッグテーマについて書きます。
これについて理解すると「お金と幸せの作り方」について
” 完璧 ”に理解できるようになります。
1回で理解できるように書きますので、
ゆっくりと焦らず読んでください。
お金持ちでも不幸?貧乏だから不幸?
まず前提として抑えておきたいのは、
「お金」を持っていれば「幸せ」になれる
というのは空想であること。
![](https://rakusuru.com/wp-content/uploads/2019/11/001.jpg)
一部のアンケート統計では、所得が上がるにつれて、
幸福度が上がるという結果があります。
(それでも年収800万円前後で幸福感が上げ止まりになることが多いようです)
ですが、これは幸福感よりもむしろ
お金があることの「安心感」や
モノで満たされている「満足度」です。
直感的に理解できると思いますが、
“ Happy! “という思いは、たとえば
- 恋人から誕生日プレゼントをもらった(中身が何にせよ)
- 娘や息子や妻や夫が万遍の笑みで「おかえり」と言ってくれ
というときに感じると思います。
もちろん、お金やモノで満たされることが、幸せに影響しないわけではありません。
でも、貧乏でモノがなくても、” Happy ”と感じることは、
「特別なことではない」のはイメージできますよね
だから、私たちは、お金持ちになったからといって、
必ずしも幸せの量が増えるとは限らないし、
貧乏だからといって、必ずしも不幸だとはいい切れず、
思い切り言ってしまえば、「お金と幸せはほぼ関係ない」といえます。
貧乏な人が、お金持ちを見て「いいな」と思っても、
その人がお金持ちになったら、もっと上の富豪を見て「いいな」と感じるので、
結局、そこに終わりなんてありません。
お金の起源(ルーツ)
「幸せになりたい」という願いを叶えたいのは、人類共通の願いです。
ですが、逆説的にも「お金」について、深く考えることは、
「幸せ」になるための大きな近道になります。
そのためにも考えたい第一歩は、
「お金の起源(ルーツ)」
です。
![](https://rakusuru.com/wp-content/uploads/2019/11/002.jpg)
あなたは、お金の起源は何だと思いますか?
わずかでも良いので、お金のルーツを頭の中で、
出来るだけ昔に遡ってみてください。
現在では貨幣、つまり金属や紙幣ですが、
昔は、貝や砂金が使われていたこともありました。
いずれの場合も「これには価値がありますよ!」と
(無意識的にも)合意が必要です。
(ただの紙切れのお札を価値がある!と思ってしまう所以ですね)
「価値があると合意された物」
がルーツとも言えますが、さらに遡って考えてみましょう。
それらがない時代には、人はどうやって、
物やサービスを手にしていたのでしょう。
それが「物物交換」です。
Aさんの持っている「大根2本」と、
Bさんの持っている「トンカチ1本」を交換しよう!
みたいな場合です。
Bさんはトンカチがほしい!
Aさんは大根がほしい!と思っていて、
互いにそれぞれを持っている。
これがマッチングできると、交換が成立します。
この場合、AさんもBさんも違うものを差し出したら
交換は成立しません。
この場合、「お金の起源(ルーツ)」に当てはまるのは何でしょう?
それは、「それぞれが所有する物」と考えられます。
試しに、一方の物を、お金に置き換えてみます。
Aさんの持っている「大根2本」と、
Bさんの持っている「お金」を交換しよう!
と言っても自然です。また、
Aさんの持っている「お金」と、
Bさんの持っている「トンカチ1本」を交換しよう!
と言っても意味がわかりますね。
めちゃくちゃシンプルに言えば
お金⇒(価値を感じる)物
ということができます。
では、さらに遡ってみましょう。
つまり、物々交換すらなかった時代は
どうだったのでしょうか?
お金の起源は無形の●●!
物々交換すらない時代。
それは例えば日本で言えば、縄文時代や弥生時代。
私たちの祖先は「小さな集落」を形成していました。
![](https://rakusuru.com/wp-content/uploads/2019/11/003.jpg)
物々交換をするまでもなく、必要なものは
お互いに共有し、与え合い、助け合いながら生きていました。
例えば、
ある人は稲作で米を作り、みんなに分け与え、
ある人は狩りに出て、動物を仕留めて肉を分け与え、
ある人は動物の皮から衣類を作り、ある人は住居を作り、
ある人は子育てをし、ある人は道具を作り、ある人は料理をし、
そうやって物々交換も必要なく「お互い様」の関係で、
助け合いをしながら生きてきました。
命がけで取り組むことや、命を預かること、
熟練の技術や経験が必要なこと、大変な労力が必要なことは
他のことに比べれば、より一層感謝をされます。
(例えば村長みたいな役割)
そして、
たくさん感謝を集める人から、何かお願いされたら、
みんな喜んで応えようとしてくれます。
一方で、
サボり者で体たらくで何もしない人から
何かをお願いされても、当然応えたいと思いません。
ここに、お金の起源が隠れています。
感謝される人に対しては、何かをしてあげるけど
感謝されない人に対しては、してあげたいと思わない。
つまり、この「感謝」がお金の起源(ルーツ)です。
これは、もっと抽象的な日本的な表現をすると、
【 徳 】
と言い換えることができます。
つまり、
【 徳 】こそが「お金の起源」です。
お金とは、徳が現実に現象化したものがお金です。
徳は変幻自在の幸せエネルギー
徳は、感謝されることだけでなく、
勉強し、経験し、悟ること(それらを他人のために使うこと)、
笑顔でいること、元気でいること、気配りすることなど
いろいろなことで蓄積していきます。
つまり、
自分ではない誰かのために
何かを施すことです。
そうすることで、徳が蓄積されます。
![](https://rakusuru.com/wp-content/uploads/2019/11/004.jpg)
ビジネスや商売や労働とは、蓄積した徳を
お金に現象化することです。
一方で、徳はお金だけなく、いろいろなものに変わります。
(ここが超・重要です!)
他人に「●●してほしい!」と頼んだときに、
実際にやってくれるのは、あなたが今まで貯めた徳を
消費しているからです。
だから、やたらと「●●して!」と
依頼しすぎると、「徳不足」で相手も嫌になって
手伝ってくれません。
徳を使って、相手を動かすことがでるからですね。
ちなみに、お金を使っても人を動かすことができますよね。
(対価を払ってサービスを受けること)
これはなぜかというと、お金は徳が現象化したものだからです。
徳を使うと人が動く。
お金は徳が現象化したものだから、お金を使っても人が動く。
お金で人が動く理由は、その背景に徳があるからです。
徳をたくさん集める人は、他人から
信頼され、頼られ、好かれ、愛され、
人に囲まれ、笑顔に囲まれ、幸せをたくさん感じられるようになり。
これらは全て徳がもたらしてくれたものです。
徳を全て現象化(お金)にしない
あなたが何かのビジネスをしたり、
お手伝いの代わりに金品を受けるとき、
「サービスの対価だから」と跡形もなく、
徳をすべてお金に現象化すると、徳は一向に蓄積しません。
あなたも「対価だから」とお金を受け取るのが当たり前と思い、
相手も「お金を払ったんだから当然」と感謝の思いが出てにくくなるのです。
ただ、サービスとお金を交換しただけ。
それ以外は何もない世界です。
![](https://rakusuru.com/wp-content/uploads/2019/11/006.jpg)
その結果、信頼を得ることも、頼られも、好意を寄せられることも少なく、
愛されることも、そばに寄りたいとも思われることも、笑顔を寄せてくれることもありません。
つまり、幸せを感じる環境がいつまでも整わないのです。
幸せを感じるためには、貯めた徳を
すべて現金化(あるいは現物化)するのではなく
一部は貯めておく(貯金ならぬ、貯徳)しておくことが
とても大切なのです。
お金目的ではなく誰かのために動いてみる
ここまで「お金や幸せは何から生まれるのか?」を考えるために
お金の起源について、解説をしてきました。
結局、【 徳 】に行き着きます。
お金持ちでも幸せになれないなら、
徳積みをしていないからだし、
貧乏でも幸せでいられるのは、
徳積みをしているからです。
もしあなたが今よりも、
もっともっともっともっと幸せに生きたいなら、
お金のことは一旦「保留」にして、
ひとまず、目一杯誰かのために動いてみると良いです。
誰かのための行動する
↓
徳が積まれる
↓(使わないで貯めておく)
幸せが生まれる
という流れがどんどん加速していきます。
![](https://rakusuru.com/wp-content/uploads/2019/11/007.jpg)
もちろん、お金を稼ぐなということではありません。
むしろ、お金は徳が現象化したものですから、
どんどん稼いだら良いんです。
でも、現象化した以上に有り余るほど、
もっともっと徳を積めば良いです。
そして、貯めた徳を根こそぎ現象化しないようにして
ある一定は貯めておきましょう。
また、自分のことで精一杯!という人もいるでしょう。
しかし、自分のことばかり考えている人を
誰が愛してくれるでしょうか?
誰が思いやってくれるでしょうか?
誰が助けてくれるのでしょうか?
お金も幸せも「まずは自分」ではなく
「まずは他人」の人ほど、集まってきます。
他人に貢献し、徳積みを加速させてみましょう。
お金と幸せは「役割」から生まれる
ここまで来ると、1つの課題が残ります。
「どうやって徳を貯めれば良いの?」
というものです。
結論から言うと「役割」です。
縄文時代の例を挙げましたが、
それぞれの人には、役割がありました。
狩りをする人、稲作をする人、子育てをする人、
掃除をする人、集落を統括する人、占う人・・・
役割を果たすことで、人は徳を積むことができます。
そして、その徳をお金や幸せに変えていくのです。
「徳」は【役割】から生まれる。
「お金」や「幸せ」は【役割】から生まれる。
![](https://rakusuru.com/wp-content/uploads/2019/11/009.jpg)
逆に言えば、役割がない限り、
お金も幸せも得にくくなります。
あなたは、家族の中、友達関係の中、会社組織の中、恋人との関係、
様々な人とのつながりの中で役割を認識し、果たすことは出来ているでしょうか?
役割は、職場や仕事の”担当”だけではありません。
主婦にとっての、料理や家事や育児だけではありません。
むしろ、もっともっと身近なところで
あなたの役割は見つけられます。
元気がない人のそばにいること
いつも笑顔で話しかけること
おはようと挨拶すること
困っている人を助けること
分からないことを教えてあげること
優しく接してあげること
心配してあげること
楽しませてあげること
ただただ一緒にいてあげること
その全てがあなたの役割であり、
幸せを呼び込む徳積みです。
上記の例は、お金には変換にしくい徳ではありますが、
上司が認めてくれて出生したり(徳が地位になる)、
友人がくれた情報がきっかけで稼げるようになったり(徳が情報になる)、
間接的にお金になることは、よくあることです。
お金、幸せにつながる徳積みを加速してくれる「役割」は
あなたの日常に満ち溢れています。
![](https://rakusuru.com/wp-content/uploads/2019/11/008.jpg)
その1つ1つに大切に、真摯に、着実に取り組むことで、
徳が積まれ、お金、幸せを確実に得ることができるようになります。
ということで「お金と幸せとは何か」や「得るための方法」ついて、解説してきました。
「お金」も「幸せ」も起源(ルーツ)は「徳」です。
「役割」を果たすことで、徳を積みましょう。
そして、お金も幸せも獲得していきましょう。
今回の話は、あなたがお金持ちになったり、
幸せになるためには、超・超・超重要な話でした。
1回読んでも理解できるように書きましたが、
もっと定着させたい!と思った場合は、
ぜひ何度か読んで見てくださいね。
それでは!
大久保